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◆みんなで創る小説Ragnarok ♂萌え2冊目◆

[75:プリ騎士:2(2006/12/17(日) 20:38:09 ID:pZv2Unig)]
プリーストは肩を竦めた。
「期待して損した」
「期待?」
うん、とプリーストが頷く。
「てっきり、お前の名前入れて俺にくれるもんだと」
「やらねえよ」
省略21


[76:プリ騎士:3(2006/12/17(日) 20:38:52 ID:pZv2Unig)]
握り締められている騎士の手に、プリーストはそっと触れる。
ぴく、と震えた騎士の手を、捕らえるように包み込む。
剣の手入れをしていたためか、むき出しの手は、随分と冷えていた。
自らの前まで引き寄せて、握り締められていた指を、一本一本解いていく。
プリーストの指と比べると、騎士の指は随分と力強いものに見えた。
けれど、プリーストが解こうとすると、騎士の指は小さく震えながら、されるままになっていた。
省略21


[77:プリ騎士:4(おしまい)(2006/12/17(日) 20:39:49 ID:pZv2Unig)]
プリーストの視線から逃げるように、騎士が俯く。
「……そん、な、事……言ったら」
掠れた声が、騎士の口から漏れた。
「俺だって……お前が支援してくれるって、思ってるし。
 俺の命とか、お前が預かってるようなもんだし」
「はっはっは今頃気づいたか俺様のありがたさに」
省略35


[78:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2007/02/19(月) 18:47:55 ID:13c6wP.A)]
久しぶりに来て、いいもの読ませてもらった
その騎士さんを嫁に欲しい


[79:名無しさん(*´Д`)ハァハァ(2007/05/05(土) 23:39:51 ID:dTYu0cZM)]
「飛べ、ヴィル!」
 傷ついた右目を押さえて、プリーストは相方のウィザードに向かって叫んだ。
「もう無理だ。先にお前が行け!」
 慌ててウィルはウィザードの紅の衣のポケットを探った。常にそこに蠅の羽を挟
んでいるようにしている。ポケットから羽を引き抜き、ウィルは相方の方を見た。
「ヒンツ」
省略165


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