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ときめきラグナロク Episode4.0

326 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/08/09(水) 20:25:21 ID:QEIOEOTA
つか進化したらブラ無しかよっがっかりだっ!糸色望したっ

327 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/09/12(火) 10:59:20 ID:1fZAbNE6
突然電話が鳴った。
電話なんだからそりゃ突然だわな。
予告する電話ってのがあったとしてもその予告が分からなければ結局同じだしなぁ。
手紙で予告しておく?それだったら手紙で済ますよな・・・
そんなことを考えるほど徹底的に今日は主人公にとって休日だった
と言うのも今日は各課合同訓練日であり
職業と言う概念からはずれたスパノビである主人公は当然お誘いは来ない。
いや、参加しようとすれば出来るのだが。
アチャたんやアコたん、剣士たんとかは気にしていないが
その実主人公に向けられる視線は侮蔑と憎悪以外あまり無い
ノービスの姿をしながら自分たちのスキルを習得する主人公は異端以外の何者でもない
当然のように村八分状態であった。
「こっちもそれなりに苦労してんだけどね・・・」
本職には到底敵わないところをこの人物は努力と根性と言うそれだけで補っていた。
カードで補い、手数で補い、思考で補い、その差を埋めてきた。
モンスターを狩る毎日よりも主人公はこうした何も狩る事無く無駄な思考をすることを好いていた
今日は休日である。そう決めた日である。
今日は何があっても狩るという行為自体がタブー。
「昼ナニ食おうかな〜」
ドドドド
飯処に向かう方向から土煙が上がってくる
「・・・?」
見覚えのある飯処の店主とその他軽食屋の店主たちが鬼のような形相でこっちに向かってくる
「はて?今日なんかしたっけ?」
ツケはこの前払ったし。出前を無理に頼んで場所間違えて教えたのは謝ったし
バイト中に客に皿投げつけてパイ投げやらかしたのも金で解決したし
「ん?誰か追いかけられてる?」
見たことも無い服装ではだしで走る女の子がその先頭を走っていた
って結構早い?
「おいおい。ぶつかる早さだな・・・」
「どきなさいっ」
と言ってどける速さでもなかった
ドン
衝撃、そして持ち上げられてる感覚
「これって・・・お姫様抱っこってやつですか」
「黙ってなさい!舌噛むわっべ」
「自分で噛んでりゃ世話ないわなぁ」
「うっさひわねっ!それより道案内しなさいよ!」
後ろにはなおも追いすがる店主一同、あ、コーヒー屋店主脱落した。
「と言われても。」
実際逃げる理由も主人公には無い。そしてこの娘が逃げる理由が分からない以上
加担する理由も無い。
「増えたぞ!あんにゃろう!またあいつか!」
理由が発生した。とんでもなく誤解だが。
しかし考えてる間にも走り続けていたため主人公があまり来ない区域にまで来ていた
正直明るくない
「たしかその道右だったかな」
「右ね!」
そして行き止まりだった
「あんた役に立たないわね・・・」
「申し訳ない」
情けない
「追い詰めたぜ!お醸ちゃん観念しな・・・」
後ろは壁前は店主一同。絶体絶命
「しかたないわね・・・諦めてただ働きでもなんでもやるわよ。なんてね」
凄いG。下に見える店主。遠ざかる地面
「ぐぇ」
すたっ
「ちょろいわね大人なんて」
華麗に着地し走る
そしてまだお姫様抱っこの主人公

328 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/09/14(木) 20:50:09 ID:YdaSBZ1.
スパノビ主人公と♀テコンですか、いい感じなので続きが気になります

329 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/11/06(月) 18:35:10 ID:OE1jOEYU
ハートファンデーションとスイートジェントルとタバコ装備の♀ガンスとか大好き

330 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/11/27(月) 18:29:15 ID:fpOxakg2
正直自分のホムが可愛くてしょうがない

331 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2006/12/22(金) 04:02:48 ID:08mZfpi2
正直自分のペットのバフォjrが可愛くて仕方がない

332 名前:接近に失敗しました 投稿日:接近に失敗しました
接近に失敗しました

333 名前:327 投稿日:2007/01/18(木) 02:03:17 ID:0VCZ.Y4Q
さっきのGの名残で目の前のリボンを掴んでいた
大抵の事は大丈夫な主人公も高所だけは苦手である
恐怖で体がいまさら硬直してくる
自然。
「ぐ・・・ちょ・・・あんた・・・く、くび・・・」
気づく主人公。だが恐怖で硬直した体はなかなか言う事を聞かない
「ご、ごめ、からだが」
口も強張りなかなか言葉が出ない
「だ、だめ・・・息がっ・・・・」
メメタァ
派手にもつれて転がる二人
「ぶはぁ。はぁはっ・・・あんたねぇ」
「ごめん・・・高いところ苦手なんだ」
自分の非は素直に認める
「そうだったの。こっちこそ悪かったわね。」
もうなんでもないように謝り返される
「にしても、驚いたわ。まさかこっちで通貨が違うなんてね」
「え?」
「お腹がすいたからね。ご飯を食べたのよ。持ってるお金見せたら」
ああ、追いかけられてた理由か
「なんじゃこりゃ?お嬢ちゃん玩具じゃなくてお金。マニマニーって言われちゃってさ」
あー店主らはこの町から出たことある人少ないもんなぁ
反対方向の区画には交易の為の場所が開かれていて比較的どこの通貨も使えたはず
「で逃げたと・・・って思いっきり食い逃げじゃないかよ!」
「失礼ね!払う意志は見せたわ!」
「・・・払ってなければ食い逃げじゃないか?」
「あれよ、そう!主観の相違」
すごい笑顔
「ま、いっか。で?どこいくんだ?案内くらいはするよ」
気まずげな顔
「・・・それが、ね。紹介状どっかに落としたみたいなのよ」
紹介状・・・と言う事は商館の商品か・・・
DCのスキル取得の授業を思い出し暗澹たる表情になる主人公
健全に見えるここですら裏では春を売る商売が成り立っている
そしてそれら『商品』を扱う市場もある
「ねぇ・・・ちょっと?」
「ああ、そうだな・・・行くか」
たどり着いた娼館前、昼は唯のカフェテラスである
「へぇ・・・小洒落てるわね」
とりあえず主に話を通して・・・俺の出来る事は終わりだな
「マスター。紹介状を無くしたらしいんだが。ここで分かる?」
「あん?商品が届く予定なんて無い上にうちは部屋埋まってるぜ」
おかしなことを言う。商品が紹介状をもらってきてる以上手違いは無いはずだが
「ちょ、ちょっと?商品ってなんのこと?」
「は?紹介状もらった時に聞いただろ?」
紹介状をもらうって事はすなわち事情、違約時の対処等念入りに説明を受ける
「あたしはただ師匠に、そこに行けばあんたの道も決まるでしょうよって」
マスターと顔を見合わせる
「・・・おい。兄さんよ、この子の行く先はもしかして学園なんじゃねぇのかい」
「・・・のようだ。」
学園に来るのは自主受験者のみだという頭があったからすっかり商品だと思ったが
「行くか。」
「待ちな。事務があくまでまだ時間が有るだろう。なんか軽く食っていけ」
そういえば昼時、そして食いッぱぐれていたのを思い出す
ぐぅ〜
「腹が減ったしそうするか。」
「あたしも」
「お前は食ったろうがっ」
「走ったからお腹減ったのよ。いいでしょ」
「まぁまぁ、ほれよ。牛焼肉定食だ。」
ここのは味付けが辛口だ。その分飯も大盛りで安く済ませるにはいい場所である
「いただきます」
行儀良く食べ始める娘
「・・・か、からひ・・・水水!」
それにしてもころころと表情が変わる事だ
「ほいよ」
素直に水を渡す。
「あにひょこれ!からすぎるじゃないにょ!」
顔を真っ赤にして怒ってらっしゃる
「・・・俺のせいなのか?」
腑に落ちない主人公

334 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2007/01/26(金) 18:44:20 ID:XLQPRrVc
ちょいと書いてみました。とりあえず前編です。いちおう、主人公は剣士で、剣士たんルートに入ってるってことで。
また、♂アコ、♂シーフは、それぞれアコたん、シーフたんと結ばれてる設定です(気に入らなかったらごめんなさい)
剣士たんルートとは言いましたが、ある別のキャラへのルート分岐地点です。なんのキャラなのかは後編にて。


「ぐっ……おい、これはやばいんじゃないか?」
 既に分かりきったことだが、言わずにはいられなかった。
「そんなこと分かってるっての!無駄口叩いてないでバッシュ連打しろ!」
シーフたんの叱責が飛ぶ。

 俺たちは今、絶体絶命の窮地に立たされていた。
 アコたんは回復魔法の連続で精神をすり減らし、今にも倒れようとしている。
 ♂アコはアコたんをかばって攻撃を受け続け、自分の回復で精一杯。
 アチャたんの矢をつがえる手は震え、もう照準さえままならないようであった。
 剣士たんは真っ先に敵の中心に飛び込み、おびただしい数の傷を全身に受けながら、戦い続けている。
 シーフたんも、この数の敵はさばききれず、その顔には幾筋もの流血が見える。
 ♂シーフはシーフたんをかばって、ついさっき力尽きた。
 マジたんも力尽き、遠くの地面に伏しているし、戦闘自体を得意としないまーちゃんは早々と戦線離脱していた。

「くそ!誰なんですか!こんな街中で枝を折ったのは!」
 半泣きになりながら愚痴る♂アコ。
 そう、これはテロだ。最初は、よくある小規模のものだと思った。だが、いつものようにすぐに鎮圧、はされなかった。
 アルベルタとモロクで小規模のテロが発生、勇敢な上級冒険者たちはそれらの鎮圧に向かった。そして時間差でのプロ大規模テロ。現時点でのプロンテラの勢力では、なすすべも無かった。

「ごめん……みんな……私が飛び出さなければ、こんなことには……」
 謝る剣士たん。だが、それを責めるものはいない。
 本来なら俺たち訓練生は、避難する側だ。しかし、子供が襲われるのを目の当たりにした剣士たんは、一気に飛び出していき、俺たちはそれに続いたのだ。
「剣士たんの判断は正しいって!私でも同じことしたと思うもん」
 アチャたんの言うとおりだ。剣士たんに続いたのは俺たちの意思だし、それが正しいに決まっている。

 だが。
 俺たちはあまりに無謀だった。
 このままでは全員……ッ!

 次の瞬間。

 俺の目の前に馬にまたがった巨大な騎士が立ちはだかっていた。
 その腕にはすでに剣が振り上げられていて……
 俺の精神力は尽きていて……

 そして。

 振り下ろされた。

「いやあああああああ!」
 叫ぶ剣士たんの声が聞こえる。どうやら、自分が相手をしていた敵は倒したらしい。でも……間に合わないだろうな。
 目の前に迫った巨大な剣を眺めながら、ずいぶんと冷静に、思った。
(あ〜あ、こんなことなら、剣士たんに早く告白してればよかったかな……)

一瞬時が止まった気がして。
突然、俺の全身を、ものすごい衝撃が走りぬけた。

(後編へ続く)

335 名前:334 投稿日:2007/01/26(金) 20:13:28 ID:XLQPRrVc
後編です。尻すぼみになってしまいましたが……orzユルシテ

 あまりに強い衝撃。
 だが、それが俺が真っ二つにされる衝撃ではなく、俺自身が剣で攻撃を受け止めた衝撃なのだと気付くまで、さほど時間はかからなかった。
「え……嘘だろ……」
 俺の剣は両手剣、ブロードソードだ。それを俺は、片手で持ち上げ、あろうことか深淵の騎士の大剣を受け止めていたのだ。
 体に力がみなぎっているのがわかる。疑問に思ったが、そんなことは後回しだ。
「バッシュ!!」
 剣に力をこめた瞬間、確かな手ごたえとともに敵は吹っ飛び、バラバラになった。
「なんなんだよ、これ……」


 それは俺だけではなかった。
「ダブルストレイフィング!」
 アチャたんが放った2本の矢は目の前の敵をいとも簡単に貫通し、後ろにいたキメラを一撃で葬り去った。
「え?え?なにこれ?私ってこんなに強かったっけ?」

「マグナムブレイクッ!」
 剣士たんの炎の衝撃波は周囲の敵を一瞬で消滅させ、足元に強大なクレーターを形成した。
「す、すごい……体に力が集まってる……まるで……」


「自分の体じゃないみたい?……半分正解ね」
 突如、俺たちの背後から声がした。
 振り返ってみると、そこには着物のような服を着た女の子が佇んでいた。
「伝説の戦士たちの魂を吹き込んだのよ」
「……なんだって?」
 聞きなれない言葉が出てきた。伝説?魂?
「おっと、質問は後にしてね。まだ終わってないわ」
 そう言うと、彼女はものすごい速度で走り出し、敵が密集している中心へと突っ込んでいった。
「ちょっ、危ないって!なにやってんのさ!」
 あわててシーフたんが叫ぶが、間に合わない。敵の攻撃は、彼女に集中し、直撃した。
 そのまま彼女は崩れ落ち……って、あれ?
「な、なんであの人、平然としていられるの?」
 わけがわからない、といった表情で俺を見るアコたん。俺もわからないってば……。
「あなたたち、早くこいつら倒しちゃいなさい」
その声は、余裕に満ち溢れていた。ならば、俺たちはためらう必要はなさそうだ。
「いくぞ、みんな!」
俺たちは、敵に向かって突っ込んでいった……。


以上です。ソウルリンカーって打たれ強いんですね〜先日MHに余裕で突っ込んで盾になってるリンカーを見て驚きました。
ちなみに、実際は剣士とかアーチャーの魂は無いけど、その辺は、みなさんの萌力でカバーしてください……

336 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2007/02/07(水) 21:12:23 ID:8CJpFpOk
電波受信したので執筆中・・・
読めるものができるのだろうか(´・ω・`)

337 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2007/02/08(木) 08:21:46 ID:D2IeRkg6
ぼちぼち頑張れー。
書ききれなかった場合も受信したお題をだしておけば
他の人もなにか書くかもしれないぞ。

338 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2007/02/08(木) 16:41:28 ID:O1dJnqkc
投下〜

キーンコーンカーンコーン
始業ベルが鳴る、そういえばアンゼルスの鐘は何でできているんだ?
そんなどうでもいい事を考えていると

♂プリ先「よーし、はじめるぞー」

ぶっきらぼうに教室にはいってきたのは♂プリ先生、戦闘系担当の先生だ・
と、いうことは今日は実地実践演習か?

♂プリ先「今日は実地実践演習を行う、各自PTを組んで日没までに戻るように」

実地実践演習はPT人数、構成を問わない実践演習だ
行き先も自由でアイテムも生徒間で分配でき(収集品の半分は学校側に上納だけど)、
回復財も支給してくれる画期的なシステムだ。
万年金欠な俺にはとてもありがたい授業の1つ。
ただ、装備品は支給なし、獲得したアイテムの集計を報告するのは義務付けられている。
獲得した物で内申に影響があるらしい(?)
さすがにポリンとかでは影響しないだろうが・・・

♂プリ先「いつもと同じ演習だが、校内指定区域にいく場合はアコライトを必ず1人以上PTに組み込むように。
 あ、あと今回は全校合同演習だ、上級生も参加しているので上級生とPTをくんでもいいぞ、以上!」

主人公「珍しいな、全校合同なんて」
♂シフ「今回は内申に影響なさそうだな、金ないから助かるぜ」
主人公「内申を考えなければ上級生と組むヤツは儲かるな、まぁ知り合いがいるやつなんて一握りだろうけど」
♂シフ「あ〜、ハイプリさんとかにお近づきになりてぇ〜」
主人公「寝言は寝て言っとけ(笑)」

♀あちゃ「あ、いたいた、貧乏大王はっけーん」
主人公「貧乏はお互い様だろ、貧乏女王」
♀あちゃ「はっはっはバレたか、まぁそれはいいとして」

貧乏なのはいいのか

♀あちゃ「どうせまだ行き先決めてないんでしょ?
 ゲフェンダンジョンいこうよ」

〜ゲフェンダンジョン〜
悪魔や不死族が多く住み着いてる呪われた地だ
最深部だと上級者でも危険な所だ

♂シフ「なんでゲフェンなんだ?第一あそこは念モンスターがいるだろ」

逆毛がそういうとあちゃたんは得意げに矢筒を俺たちに見せた。

♀あちゃ「ふっふっふ、じゃ〜ん」

一般的な矢筒とは少し違うようだ。
なにか朧げに見えるような・・・

主人公「・・・それって念矢か?」
♀あちゃ「あったり〜、さすがだね主人公クン♪」

念矢は一般では流通しにくい貴重な矢だ。
特定のアイテムから生成するくらいしか方法がないはずなのに・・・

♀あちゃ「このまえエンペリウムからつくったんだよ〜」

ぶほっっっ!盛大に噴出す俺

主人公「ちょっとまて!エンペリウムなんて、そんな高級品・・・」
♀あちゃ「オークゾンビからでたんだよ〜、超ラッキーだよね、あたし♪」

マジデスカ・・・

♂シフ「それでゲフェンダンジョンか、それなら俺らでも人数いればいけそうだな」
♀あちゃ「別に♂シフ君はこなくてもいいよ〜?(・∀・)ニヤニヤ」
♂シフ「Σ(´Д`;)そんなご無体な、一緒にいかせてくださいお代官様〜」

必死だな、コイツ・・・(汗

♀あちゃ「メンバーは♀剣士・♀マジ・♀アコ・♀シフ・♂シフ・主人公・私の7人だねー」
主人公「多いな、支援は♀アコたん一人じゃきつくないか?」
♀あちゃ「2Fはいった所で狩れば大丈夫だよ、ヤバかったら1Fに避難すればいいでしょ?」
主人公「1Fも危険だろーが・・・(汗」
♀あちゃ「気にしない気にしない、ほら、さっさと準備していくよー」

まぁいざとなったら蝶を使えば大丈夫・・・か
俺は多少不安を抱きながらも必要な属性剣や回復アイテムを準備した。
そして校庭に集まる。

♀アコ「それじゃ準備はいい?ポータルだすよ」

♀アコたんがなにか念じるとブルージェムが光を放ち砕け散った。
破片が魔方陣を形成し、光の柱が立ち上る。

♀アコ「ワープポータル!」

俺たちは次々と光の柱に入る。

主人公「それにしてポータルって便利だよなぁ、これがあれば遅刻しないのに」
♀マジ「遅刻しない時間に起きなさいよ」

ごもっとも

♀アコ「あ、じゃあ私が主人公くんの所をポタメモすればいいのかな」
主人公「是非!!!」
♀剣士「やめときなさい、主人公に青石を毎日用意できるわけないわよ」
♀シフ「そうそう、青石にお金つかうより今日の昼飯だもんね〜」
主人公「うう・・・痛いトコロを」

339 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2007/02/08(木) 16:42:28 ID:O1dJnqkc
そんなこんなでダンジョン1Fに到着
禍々しい雰囲気が漂うのはゲフェンダンジョンの特徴でもある

主人公「ポイズンスポアはともかく、ハンターフライはどうするんだ?」
♀マジ「私がFWで止めるからほかのがきたら任せるわ」
主人公「りょーかい」

1Fは難なく侵攻し、目的の2Fに到着する

♀アコ「な、なんか迫力あるね・・・」
♀あちゃ「じめじめしてていやな感じするよ」

ダンジョンはどこも湿気があったりして環境はよろしくないが
それに加えて嫌な感覚を覚える
たとえるなら・・・

♂シフ「お化けとかでそうな雰囲気だよな」

・・・そういうことである

ゾンビ系と蝙蝠系は俺たち前衛が
ナイトメアは♀あちゃたんの念DSで倒す方式

♀あちゃ「いいねこれ♪」
♀剣士「思った以上の威力だな、重宝されるだけはある」

すっかり上機嫌だ、よほど念矢が気に入ったみたいだ

順調に狩りが進み、回復材もそろそろ尽きそうな頃合になった

♀シフ「ふぅ、そろそろ戻ろっか?」
主人公「そうだな、ポーションもあと少ししかないし」
♀あちゃ「収集品もいっぱいだねー、これで明日のお昼は安心だね、主人公くん」
主人公「まだそのネタひっぱるのか・・・」

撤収準備をしていると、♂シフが遠くを見ながら

♂シフ「おい、あれ・・・なんだ?白い棒みたいなのがこっちにくるんだけど」

皆♂シフの見ている先を見る
♂シフのいう「白い棒」は次第に大きくなりこちらに近づく
速度増加でもかかっているのか、すごい早さだ

♀剣士「あれは・・・剣?」
♀マジ「まずいわ!オーガトゥースよ!」

白い棒の正体は魔剣オーガトゥースだった!
いち早く認識した♀マジたんがFWを唱える!

♀マジ「いまのうちに1Fへ!」
♂シフ「だめだ!他のモンスターに囲まれてる!」
♀剣士「くっ・・・いつのまにこんなに!」

オーガトゥースに気をとられてる間に囲まれたようだ
数は・・・10数匹か?

♀アコ「きゃああ!」

FWを突き破ったオーガトゥースが♀アコたんに襲い掛かる!

主人公「♀アコたん!」

ガキィン!!


間一髪俺の剣がヤツをとらえる!

主人公「くっ・・・とめるだけで精一杯だ!」
♀剣士「チャージアローでとばせないのか!?」
♀あちゃ「だめ!あんなに近いと主人公くんたちまで当たっちゃうよ!」
♂シフ「こっちももうもたないぞ!」

このままでは全滅・・・なのか!?

???「チャージアロー!チャージアロー!!」

!!

♀あちゃ「あ、あたしじゃないよ!」

俺の横スレスレの絶妙なチャージアローが魔剣につきささる!

???「ファイアーウォールを3枚はりなさい!」
♀マジ「フ・・、ファイアーウォール×3!!」

矢の飛んできた方角に赤と白の独特な服を着た人がいた
あれは・・・ジプシーの服?

ジプ「全員生きてるわね?すぐにポータルと撤退の準備をしなさい!」
主人公「で、でもこの数だとそんな暇なんてないですよ!」
ジプ「♀アコさん!私に速度増加とブレスを、そのあとポータルの詠唱をしなさい!」
♀アコ「は、はいっ!速度増加!ブレッシング!」
ジプ「残りの人は「動いてる敵」を全力でとめなさい!10秒でいいわ!」

「動いてる敵」・・・?

ジプ「私の華麗な技を見なさい!」

キィーーーーーーーーーーーン!!!!!

主人公「うおっ!?」
♀あちゃ「これってスクリーム!?モンスターがスタンしてる!」
♂シフ「これなら時間稼げるぜ!」

FWがきれかかるその刹那、ジプシーの周りに光の矢が集まる

ジプ「食らえ、必殺!!!! アローバルカン!!!」

無数の矢がオーガトゥースを捕らえる!
一瞬にして魔剣が砂と化していく

♀剣士「すごい・・・一瞬で・・・」
♀アコ「ワープポータル!」

♀アコたんの詠唱が完了した
どうやら時間稼ぎはできたようだ

♀アコ「みんな、早く!」

モンスターがスタンしている間に俺たちはポータルに乗り込んだ


〜〜〜〜〜〜〜〜〜

時間はもう夕方だった
無事に帰ってこれて安心したのか、疲れが一気にきた

♂シフ「助かったぁ〜、よく生きて帰れたぜ」
♀あちゃ「あ、あの、ジプシー先輩ですよね、ありがとうございました!」
ジプ「あら、わたしのこと知ってるのね」

どうも♀あちゃたんは彼女のことを知っているらしい
・・・先輩?

主人公「♀あちゃたん、この人は・・・?」
♀あちゃ「私も聞いた話だけなんだけど、この学校の卒業生で
主席で卒業したジプシーの人がいたんだって、
容姿が噂通りだからもしかしたらと思って。」
主人公「なるほどそういうことかぁ、あ、危ないところ有難うございます。」
ジプ「どういたしまして、でもゲフェンダンジョン2Fはたまに
上級モンスターがいるから気をつけたほうがいいわね。
たまたま運がよかったかもしれないけど、次生き残れる
保障はないわよ。」
♀マジ「そうですね、次はもっと下調べしていきましょう。」
♀あちゃ「(´・ω・`)」

言い出した♀あちゃたんは少し落ち込んでる様だった

ジプ「あ、そうそう、はいこれ」

ジプシー先輩はそういいながら俺に1枚の紙を渡してきた

主人公「カード・・・ですか?」

俺はそのカードを見て驚いた、オーガトゥースカードだ

主人公「先輩これって!」
ジプ「さっきの場所に落ちてたもってきたの、君たちの物よ」
主人公「倒したのは先輩じゃないですか!受け取れませんよ」
ジプ「でも、最初に攻撃したのはあなたたちでしょ?」
主人公「そ、それはそうですけど・・・」

先輩は「やれやれ」といった顔をした

ジプ「ならこうしましょう、これは君たちにあずけるわ
いつか一人前になったらこのカードの清算をしましょう」

先輩はそう言ってウィンクをした

ジプ「じゃ、いつかまた会いましょう♪」

ヒュゥン・・・(蝶の羽)
先輩は颯爽と去っていった

♀アコ「素敵な人だったねぇ?主人公くん(じー)」
♀マジ「顔にすぐでるクセは直したほうがいいわね(じー)」
♀剣士「・・・・(剣に手をかける)」

こ、この流れはマズイッッ!

主人公「じゃ、俺先生に報告にいくから!(しゅたっ)」
♀全員「まちなさーい!」


♂シフ「・・・・俺は放置かよ(´・ω・`)」

340 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2007/02/08(木) 16:45:39 ID:O1dJnqkc
>>338-339

大分ぐだぐだになったような・・・orz
妙なとことか変なところは脳内補完でおねがいします(;´Д`)人

341 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2007/02/12(月) 11:56:40 ID:dy3GIrk.
|ω・`)
過疎ってる?誰かいますか?

342 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2007/02/13(火) 22:48:05 ID:JC/3BAK.
いるよーノシ
ネタがないんだ。ネタが。

343 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2007/02/28(水) 01:11:57 ID:mN4aGthQ
人がいるというならネタ投下、ダメかもしれないが書いてくれることを願って
グラストヘイムで仮面を作ってくれるというジルタスの噂を聞いて、
無謀にも見に行こうとする主人公なんてどうでしょうか?

344 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2007/03/02(金) 17:04:45 ID:l94B2fPM
今書いてる小説・・・があるんだが。
ここに出すLvのもんじゃーないんだよなぁ・・・あと
オリジナル要素多いし・・・

345 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2007/03/02(金) 17:13:05 ID:l94B2fPM
よくみると ときめきラグナロク Episode4.0 だったのに今気がつくOTL
首吊ってきます&板違い&レス消費申し訳ないですOTL

346 名前:名無したん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2007/03/03(土) 03:49:51 ID:M9Z5sHag
春と言えば卒業式と入学式。
先輩を見送り、新しい後輩に出会う時期であるわけだが。

347 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2007/03/22(木) 00:09:36 ID:cqcMS6xU
卒業式も終わり、お世話になった先輩方を見送った。
街やダンジョンなどで会うことはあるだろうけど、会う機会が少なくなると思うとやはり寂しいものだ。
俺たちは俺たちで、山場ともいえる転職試験をパスして春からは”先輩”として学園に通うことになる。
憧れだった先輩方と同じ衣装に袖を通すと思うと、少し嬉しくなったりもした。


剣士子「なに黄昏ちゃってるのよ。らしくないわね」
不意に声をかけられ、窓の外を見ていた顔を教室内に向けた。
主人公「余計なお世話だ。俺だってたまには物思いに浸りたくもなる」
剣士子は同期の中でもトップの成績で騎士の試験を通過した。
今まで頑張ってる姿を見てきた俺も、幼馴染として少し誇りに思う。
剣士子「まぁ、私もね……。今年卒業した先輩には特にお世話になったし」
言いながら、俺の隣で窓の外の夕焼け空を見上げる剣士子。
つられて俺も橙色に染まった空をぼんやりと眺めてみる。

主人公「俺たちもさ、先輩たちみたいになれるかな」
剣士子「無理じゃない?」
主人公「だよなぁ」
俺の発言は剣士子に一蹴されるが、俺も同じ意見だった。
立派すぎる先輩がいると、後輩は辛いものだ。
剣士子「別にいいじゃない。私たちは私たちで」
無理して背伸びをする必要はない。
俺たちは俺たちのペースで、俺たちの道を歩いていけばいい。
主人公「だな」

剣士子「とは言っても、後輩に笑われるような先輩にはならないでよ」
主人公「わかってるさ」
一応、俺は常識はわきまえてるつもりだ。
……周りの非常識人たちに振り回されて、結果的に俺に災厄が降りかかってくるわけだが。
剣士子「それじゃ、帰りましょう」
主人公「ん……そうだな」
俺たちは赤く染まった教室に背を向けた。


4月から新キャラが登場!

脚の速さと脚を出す速さは他の追随を許さない、テコ子!

いつでもどこでも暗器を忍ばせ、ツッコミ代わりに手裏剣が飛ぶ、クノイチ!

クールで一匹狼な彼女の通った後には硝煙のにおい、ガンスリ子!

さぁ、君が攻略するのはどのキャラか!
ときめきラグナロク新シリーズ、ついに始動!

……なんてな。

348 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2007/03/22(木) 10:38:33 ID:t6daCwCw
(・∀・)wktk

349 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2007/03/23(金) 16:53:52 ID:FYbnynqc
おk、ぜひ書いてください

350 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2007/03/23(金) 17:19:17 ID:TkISeEtQ
こうですか?
-----------------------------------------------------------------------

主「というわけで、>>347みたいなのはどうだ?」
剣「なんで私があんたとしんみりしてないといけないのよ!」
弓「剣士たん、美味しいところ持って行って、そのうえ絡むのかー」
盗「まぁ、いーんじゃない? ありそげな題材だけどねー」
ア「えーと、それじゃあ、新入生歓迎会の演目は○○君の意見でよいかな?」
商「さんせー」


時は春。
春といえば卒業式と入学式。
まぁ、ぶっちゃけ、転職は各職ギルド次第だし、
基礎学科を終えてしまえば、講義に来る奴も減ってくるし、
卒業だってそこまで目新しい区切りなわけでもないし、
そもそもハンター先輩やらWiz先輩やら、なにしに学園きてるのかわからんし‥。
入学式にしたって、春に限らずいつでも転入OKだしなぁ。ここ。

とはいえ。
一応は新規入学と、期待に胸をふくらますノビ&転職直後の若者らを
歓迎するイベントの一つくらいは開催してやらねばってもんだ。

***

魔「はい、これ台本。あと衣装は先生/先輩らに借りてきてるから」
商「重かったぞー。重量ぎりぎりCR超威力みたいな?」

いまいち反応がなかった割には率先して動くマジたん。
鎧やら斧やら、カートに満載のまーちゃん。

わいのわいのとクラス全員が黒山の人だかりだ。


♂盗「ふっ。なんでも似合ってしまう自分が怖いぜ」
主 「暗殺ならぺらぺらしゃべるな。というか本質的にお前には無理。」
♂盗「なんだと! CoolでCuteな俺様には悪漢もいいけど暗殺も捨てがたいだろ!」
主 「というか、お前カタール禁止! 絶対無理! というかアブねぇ!」
♂弓「あぁ、マフラーがないと首周りが寂しい‥」
♂魔「肩に2ついい物ついてるじゃないか」
♂弓「そういうマジ君は‥バード?リンカー?」
♂魔「賢者!」
♂ア「あれ‥?これ♀修道服じゃない? まーくん、これ違うよー」
♂商「ふむ? でもそもそも♂修道服がリストにないわけだが」
♂ア「うそー」

♂どもはこんな感じ。


♂商「はい、○○くん。クルセ装備一式だよ」
主 「うはー。これはすごいな。」

渡されたのは、ヘルムにフルプレートに神使者に‥。
って、真面目にこれ装備するのか‥?

主 「えーっと。重いわ、痛いわ、かなり動きにくいわけですが」
♂盗「さまようよろいが現れた! コマンド?」
主 「うるせー。暗殺はしゃべるな! だまってろ!」
♂盗「ここで一子相伝の必殺技。ひざかっくん!」
主 「ば、馬鹿っ! やめろって!」
♂盗「うわっ。こっちに倒れてくるな!重いよ、ぼけ!」
主 「てめーのせいだ! というかまぢで立てん!」

♂どもはこんな感じ。

351 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2007/03/23(金) 17:19:33 ID:TkISeEtQ
弓「へっへーん。どうー?」
盗「おー。いいねぇいいねぇ。あちゃたん似合ってるよー」
魔「シーフたんもローグ姿似合ってる」
盗「でしょー。これはもう天職ってやつよ。」
弓「マジたんはWizなんだ。」
魔「わっかだとあんまり変わらないし‥」
盗「マントいいなぁ。」

♀たちはこんな感じ。


剣「‥‥。」
ア「‥‥。」
商「‥‥。」

剣「ね、ねぇ‥。」
ア「ど、どしよっか‥」
剣「やっぱり短すぎだよね‥」
商「だよねぇ。」
ア「このスリット無理だよー」
剣「私、クルセにしようかな‥」
商「裏切りものー」
ア「じゃあ私はモンクで‥」
商「だーめー」

弓「そっちはどう? わぉ。剣士たんたち、素敵ー」
ア「きゃっ!」
盗「うひゃー。なにこの悩殺トリオ。」
剣「み、みるなー!」
魔「なに恥ずかしがってるのよ。そのくらいで。」
商「マジたんは慣れてるからいいかもしれんけどさー」
魔「な、慣れてなんかないわよ!!」

♀たちはこんな感じ。

***

そのあとは。

果敢に忍び込む寡黙でCoolな暗殺。
とりあえずハンターにすぐに見つかる暗殺。
逃げ出した先に悩殺トリオ。
あたりに響くMBの爆音。
振り回されるカート。
吹き飛ぶ暗殺。
壊れる大道具。
泣きじゃくる聖職者。
駆けつける先生たち。
一同正座。お説教2時間。
原因追及。満場一致で暗殺に確定。
プリ先生に連れ去られゆく哀れな暗殺。
ちなみに演目変更指示。すべてがやりなおし。


とまぁ、そんなこんなで。
とある春の一日は過ぎていったわけで。

剣「け、結局なんだったわけ‥。」
主「えーっと‥‥、とりあえずクルセ先輩の偉大だったってことはわかった。」
剣「あんたはもっと鍛えないとねー」
主「うるへー。俺は騎士になるんだからいいんだよ!」
剣「騎士かぁ‥。うー。」
主「剣士たんも似合ってたじゃん」
剣「Σ!! み、みたの!?」
主「さー。なんのことかなー。」

赤く染まりゆく教室。
初春の夕暮れが剣士たんをも真っ赤に染めていた。

-----------------------------------------------------------------------

352 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2007/04/01(日) 00:42:40 ID:YnnN2H9s
GJ
それにしても人来ないかなぁ・・・

353 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2007/04/04(水) 18:48:24 ID:hmU.j44A
逆毛「なぁおい、きいたか?」
主人公「あ?」
妙なテンションで突然そんなことを言われても、何のことやらさっぱりだ。
逆毛「転校生だ転校生!しかも可愛い女の子が!3人も!」
……コイツがはしゃぐといったら、女の子のことくらいだったな。
逆毛「おぉーっと、お前は手ぇ出すんじゃねぇぞ!お前にはアコたんたちがいるんだからな!」
主人公「へいへい」
鼻の下を伸ばした顔で凄まれてもこれっぽっちも怖くはなかったが、面倒なので適当に流す。

モンク先生「今日は転校生を紹介するぞ」
ワーワーキャーキャーと騒ぎ出す教室内。
特にそこの逆毛、うるさいぞ。
モンク先生「本当は3人いるんだが、手続きやらの関係で3日に分けて転入してくることになった」
そんな説明をしているが、案の定だれも聞いていない。
……否、逆毛の奇声のせいで聞き取れなかった。
モンク先生「よし、それじゃあ入ってきてくれ」
瞬時にして静まり返る教室。
その全員が入り口の扉に注目していた。
シーン……。
ドゴォォン!
いきなり扉が吹き飛び、吹っ飛んだ扉がモンク先生に直撃していた。
テコ子「はじめまして!テコ子です!よろしくお願いします!!」
えらく元気のいい娘だった。

テコ子「先生!わたしはどこに座ればいいですか!?」
モンク先生「(ピヨピヨピヨピヨ)…はっ!あー、そうだな、そこの席に座ってくれ」
先生が指したのは俺の右後ろ、剣士子の後ろだ。
テコ子「わかりました!とうっ!」
言うが早いか、テコ子さんは席まで一気に跳躍した。
テコ子「よろしく!テコ子でいいよ!」
剣士子「よ、よろしく」
奇抜な行動と超ハイテンションに、おもわずたじろぐ剣士子。
主人公「よろしくな」
テコ子「っ!!」
俺を見て固まるテコ子。
主人公「顔が赤いみたいだけど…風邪か?」
テコ子「べ、別に!とにかく、よろしくね!」
隣を見ると、ちょっとむすっとした顔の剣士子。
いったい何なんだ。


翌朝。
テコ子は早くも同じクラスの殴りアコさんと意気投合し、格闘談義に華を咲かせていた。
さっそく突撃していった逆毛は、テコ子の華麗な足技でピヨピヨしている。
そこを殴りアコさんにぶん殴られて、今は自分の席に転がっていた。
この二人、いいコンビになりそうだ。
モンク先生「よーし、全員席につけー。今日も転校生を紹介するぞー」
またもやどっと沸く教室。
モンク先生「入ってきなさい」
次の瞬間、小柄な人ほどの大きさの風車のような物体が、扉と共に吹っ飛んできた。
風車(?)は床に刺さり、モンク先生は再び扉の破片によってKOされていた。
忍「忍です……よろしく……」
小さな声でそれだけ言うと、忍さんは黙ってしまった。
のびているモンク先生を一瞥したあと、シフ子のハイディングのように姿を消してしまった。
……また妙な子が来たもんだ。
忍「…………」
主人公「うおっ!?」
視線を感じて振り向くと、俺の後ろの席に座っている忍さんがいた。
忍「……よろしく」
主人公「お、おう…よろしく」

休み時間。
俺がトイレから戻ると、再び逆毛が忍さんにちょっかいを出していた。
主人公「まったく……よくやるよ」
逆毛の手が忍さんの肩に触れた瞬間、忍さんの姿が消えていた。
主人公「あ、あれ?」
消えたはずの忍さんは、なぜか俺の腕の中にいた。
忍「…!!?」
主人公「うわぁ!なんでここに!!?」
キャーキャー騒ぎ出す教室。
シフ子「主人公、意外と手が早いねぇ」
そんな逆毛を見るような目で見るんじゃない!


転校生ラッシュ最終日。
今までの傾向からすると、おそらく今日の3人目もクセのあるキャラだろう。
まぁ、面倒なことにならなきゃいいけど……。
被害は大抵俺か逆毛に降りかかるからな。
モンク「さぁ最後の転校生だ!」
言いながら、さすがに学習したのかニューマを張るモンク先生。
ズダダダダダダダダダダダ!!
轟音と共に粉々に粉砕される扉。
残った部分を蹴破りながら入ってくる転校生。
銃子「銃子よ。よろしく」
その背中にはデカい筒状の回転式連射銃(ガトリング)を担いでいた。
モンク先生「…校内では発砲しないように言っておいたはずだが……」
注意する先生だが、顔が青い。ニューマが無かったら……。
銃子「あぁ、そうだったわね、悪かったわ」
モンク先生「……わかればいい」
懐から取り出されたハンドガンを突きつけながら。
……あなた、本当に同級生ですか?

先生に銃を突きつけたまま教室内を見回す銃子さんは、さながらスクールジャックのようだ。
その視線が俺のほうで停止した。
銃子「へぇ……」
見るな!そのおもしろい玩具を見つけたかのような目で見るな!
その銃子さんが視線に気づき、アチャたんのほうに向き直る。
好奇心旺盛なアチャたんは、目をキラキラさせて銃子さんをガン見していた。
…どうして俺の周りはこうもアクの強いキャラばかりなんだろう……。

こんにちは、3人の転校生。
さようなら、俺の平穏な学園生活。

354 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2007/04/08(日) 23:45:45 ID:RfXtQus6
最近書いてくれる人がいるからこの調子でスレが活性化してくれますように

355 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2007/04/09(月) 18:59:16 ID:qPY.OAyI
(・∀・)イイヨイイヨー
あとは拳聖とリンカーか

356 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2007/04/09(月) 21:13:49 ID:GDnyFoYQ
あれは一応テコ子転職後だからな〜
一次職グループには入らないかと

357 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2007/04/09(月) 22:12:23 ID:auyDnyEg
二次職は拳聖とリンカだから合ってるんじゃないか?

358 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2007/04/21(土) 13:34:06 ID:dzFttyFU
上級生クラスに転校してきた拳聖とリンカマダー?

359 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2007/04/24(火) 01:15:13 ID:D8R7PbQ.
ある日俺は雑魚狩りを優雅にこなしていた

雑魚と今では言えるが昔はPTを組んでも全滅していた・・・

ああ、俺って強くなったんだなぁ

と若かりし頃を顧みていた
ああ、あの妙なこだわりを持ったシーフは元気だろうか
一緒に組んだptに居た拳がうなるとか言って蹴りしか放たないテコン子も元気だろうか

皆それぞれの課題を受け旅立った

そして俺は雑魚相手に新装備の材料集め・・・
アサシンってなんだっけ?
そんな日々を過ごしています。

お、行き倒れって俺と同じくアサシンか
同業のよしみ生き返らせるか
「気合リザラクション!」(イグ葉使用)
うーんいいことをした後は気分がいいぜ!
「大丈夫か?」
「いや、助かったよ。礼を言うと思ったら大間違い」
「なに、当然のことをってちょっとまてぇ!礼ぐらい言ってくれよ!」
「ありがとう」
「なぁにどういたしまして」
「なんて言うと思うなよ」
「きさまぁあああああ!もう一回寝転がしたる!」
言うや否やヴァリアスジュルで斬りかかる
が、俺の野生の勘が避けれとしれっと言いやがる
二刀使い相手なら幾度も潜り抜けてきた
太刀筋は読めなくても斬りかかる太刀にジュルを当てて弾く事は出来る!
と言う計算から避ける事を考えていなかったが体が硬直してしまった
はたから見れば紙一重でかわしたように見えるだろう
ぶん ぶん
俺の死角から放たれた太刀筋は鈍い風切り音を奏でた

「お・・の・・・?」

それは見まごう事なき斧だった
なんど見直しても斧だった
「ちょwwwwおまwwwwwwっうぇ」
動揺して言葉にならない
「アタイ、タイマンって奴なら負ける気はしないね」

両手に斧ってどんだけwwwww
これじゃあ太刀筋ずらしてもそらしきれずに当たり負けするじゃんwwwww
はっ!?毛嫌いしている逆毛を多用するなんて動揺しすぎだば
落ち着けばどうってことはないさ
相手は斧二刀流なんだ攻撃スピードが激遅いはず
ぶんぶん
って結構普通に見えるんだけど
「斧二刀流なめないでよね。ソニックブロー!!」
ちょwwww斧でSBとか怖いからwwwww
「いてぇよ!死ぬだろ!?」
「殺すつもりでやってんだから死になさいよ」
ゴッ「いてぇって!」
「安心しなさい。みねうちよ」
だからwwwww斧のみねとか結局鈍器だからwwwww
ゴゴッガキン
「斧でDAとかありえねwwwww」
「人が下手に出て手加減してればそうやってジュル見せ付けてっ!」
ガキン ガキ
「受けてもダメ食らってんじゃん俺wwwww」
ゴン
「おえ」
意識が真っ暗闇へと引きずり込まれていく

「あ。手元狂った」

あーあいつかよ・・・片手斧シーフが両手斧アサシンになったのか・・・・

♪ラブストーリーは突然に♪

360 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2007/04/25(水) 20:55:22 ID:i7xTS9ds
「大丈夫か?」
「いや、助かったよ。礼を言うと思ったら大間違い」
「なに、当然のことをってちょっとまてぇ!礼ぐらい言ってくれよ!」
「ありがとう」
「なぁにどういたしまして」
「なんて言うと思うなよ」
やりとりが素敵すぎるwwwwwww
GJ

361 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2007/05/07(月) 00:21:37 ID:5XPRwlw.
ソ「アサシンの魂!」
ソ「おおーよさげなたましいげっと」
斧「おめーってそれは禁止事項じゃないのか」
ソ「だって死に行く者にはもったいないじゃない?生前の経験とか」
斧「まー確かにってそれはおかしい。せめて念仏の一つも唱えてあげな」
ソ「でも馬の耳に念仏って言うし。無駄じゃない?」
「かってにころすなぁああああ」
ソ「今からでも間に合うかな?」
斧「石の上にも三年って言うしやってみれば?」
ソ「臨猫灯謝・・・三年も?無理」
「諦めるの早くね?!しかも間違ってるし!」
斧「死人は死んどけ」
ゴス
「ちょ・・・」
ソ「あ、担当教官から一応行き倒れは連れ帰るように言われてたんじゃない?」
斧「・・・この時、今一瞬だけ忘れよう。」
ソ「ちょ、ちょっと!さっきまでの擁護意見はどうしたのよぅ」
斧「こいつあの時のPTメンバーよ」
ソ「それでも評価と言うか冒険免許に関わるから一応規則は守ろうって。。。」
斧「・・・ほっとけば死ぬかしら」
ソ「・・・そうかそれなら私たちの責任はないよね」
斧「と言いたい所だけど見てみぬ振りは出来ないか」
ソ「結局。。。昔のよしみって奴よね」
斧「こいつが覚えているかはどうでもいいか・・・・」
「殴られ過ぎて記憶障害起こしそうなんですが」
ソ・斧『なんて言うと思うなよ』

362 名前:ささだ 投稿日:2007/05/19(土) 17:38:10 ID:EIME5hmw
ラグナロクDLしてもできないんですけど、理由わかりますか?

363 名前:ブラック宮 投稿日:2007/05/19(土) 18:39:00 ID:zlg1Ie/w
嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼

嗚呼嗚呼ああ
亜あ



364 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2008/06/28(土) 01:25:24 ID:rKtDjaRE
まさかこんなものが潜っていたとは・・。
ひっそりと動いてるっぽいから静かにさせておこうか・・。

ショートストーリーか・・。
俺もいつか書いてみたいものだのぅ。

365 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2010/07/07(水) 19:32:36 ID:1bdL/kxg
三次職ですよっ! 三次職っ!
-----------------------------------------------------------------------

がやがや。
どやどや。
ちょっとそこのおねーさん。
やすいよーやすいよー。
えーんえーん。

今日もプロンテラ大通りは賑やかで。

主「ぼへー」

俺は十字路の近くの日陰にたたずみ。
なにをするわけでもなく、おもいっきり惚けていた。


盗「なに呆けてるのよ、あんた」
主「ん? シーフたんかー。いやー、なんというか。すごいなぁと。」
盗「あ、あぁ。三次職ってやつ? 正直よく知らないんだけど。」

そう。
教会が、職業ギルドが、商人組合が、学会が、その他諸々
あちこちの団体が新たな職制度をつい先日、急遽公開したのであった!
各組織が密かに研究してきた技術!技!秘儀!呪文! 今までにない武器!防具!
昨今、ちょっとばかし賑やかさの薄れていたのが嘘のように、
往来に活気が満ちあふれ、多くの人影が楽しげに行き交っているのであった。


主「んでも、ぶっちゃけ俺らに関係ないしー」
盗「まーねー」

日陰で愚痴る一次職。
溜息をつきながら、やる気のない眼差しで行き交う人々を眺めるぐらい。


盗「うひょー。グリフォン乗ってるよ。あれ強いんだよねー」
主「強いというか、死ぬ。一瞬で死ぬ。」
盗「昔、サンダルマンで襲われたっけねー」
主「あった、あった。 まさに瞬殺!」
盗「ありゃー無理だよねー」

苦い思い出にすらならない、昔懐かし笑い話。


主「うお。すげー。ドラゴンだよ、あれ。」
盗「うひゃー。でっかい!! 飼い慣らしたのかー」
主「プティ育つとああなるのかな」
弓「あれ、火を吐くらしいよー。ぶぉぉーって」
盗「あちゃたん、いつのまに!」

気づいたら、あちゃたんもちょこんと日陰に座ってた。

弓「これ、どぞー」
主「お。ココナッツ! また珍しいものをー」
弓「露天で買ったのだ。最近、またいろんな商品増えたよねー」
盗「ぷはー。うまー。 ほい。」
主「お、さんきゅー。」

回し飲みは貧乏一次職の基本スキルです。


弓「ルーンナイトは魔法騎士なんだってねー」
主「へー。そなのかー」
盗「○○もいろいろ勉強しなきゃね。大変だ。」
弓「大変だー」
主「いやまぁ、先の話だしー」
剣「でも、次の学期から科目増えるかもって話よ?」
主「まぢでっ!!」
弓「お、剣士たんも飲む−?」
剣「ありがと」

ちょこんと座る剣士たん。


弓「お。狼!」
盗「うはー。あれもでっかいなー」
剣「正直、さすらい狼よりもおっきいんじゃ‥?」
弓「まさにボス狼!」
主「ウルフ森の悪夢がー」
盗「座ってHP回復してたら群れて急に襲ってくるんだよねー」
剣「というか、○○は狩り場なのに爆睡してたんだよね‥」
主「わっはっは」
弓「あっはっは」


がっちょんがっちょん。

主「うお、なんだあれ!」
弓「ロボット!ロボット!」
盗「うひゃー、でかいー!!」
剣「でも、花柄カート引いてるわよ‥」
商「ロケットパンチ!! どーん!!」
弓「うわ! びっくりした!」
商「はろー。みんな、なにしてるん?」
弓「やほー。ん−? なにしてるんだろねー?」
盗「見物? 情報収集? 批評?」
商「なるへそ。んでー、あのロボット、バルカンもついてるらしいよー」
主「ドリルは? レーザーは? サテライトキャノンは?」
盗「♂ローグ先輩が火炎放射器は譲れねぇ!と騒いでたよー」
剣「なんか、すごい話ねぇ‥」


とぼとぼ。

弓「あ、アコたんとマジたんだ。おーい」
ア「‥‥。」
魔「‥‥。」
商「二人ともどしたのー?」
ア「ヒール弱くなっちゃった‥。」
魔「もう魔法じゃ戦えない‥。」

どんより落ち込む二人組。

盗「そなの!?」
魔「この前まで一撃で倒せてたのに‥。なんでぇ‥。くすん」
ア「精一杯祈っても、全然回復しないの‥。くすん」
剣「大丈夫、大丈夫。アコたんが頑張ってるのはわかってるからー(なでりなでり)」
盗「そうそう。マジたんも泣かないの。なんなら前衛するからさー(よしよし)」

弓「じゃあ、今からみんなで狩りいこうよ!」
主「よっしゃ!! 行くか−!」
商「じゃあ初心者赤ポ、山積みしちゃうよー!」
盗「初心者赤ポ飲みなら負けないわよー」
商「ふっふっふ。」
盗「ぬっふっふ。」
剣「はいはい、そこの二人。怪しい会話してないの‥。」
弓「アコたん、マジたん、準備いくよー」
ア「‥‥。うん!」
魔「しょーがないわねぇ‥。まぁできるだけ頑張るわよ‥。」

主「行くぞー!」
剣「で。どこへ‥?」
商「なせばなる! では、しゅっぱーつ!」
剣「いや、ちょっと。まーちゃん! 何持ってけばいいのよー」
弓「とりあえず、矢筒カート入れといてー」
盗「まぁ、なんとかなるでしょー」
ア「ふふっ」
魔「はぁ‥。」

わいわいきゃいきゃい。
騒ぎながら移動しはじめた集団のせいで、
プロンテラの午後はさらに賑わいを増していくのであった。

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♂悪「つ、ついに画筆が販売開始っ‥!!」
♀悪「でも、クリーナーと旗落書きはまだなのよねー」

366 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2010/07/13(火) 21:38:18 ID:DMEzGz8s
おぉっ、久しぶりに新作来てる〜
これをきっかけにまた活性化すると嬉しいな♪

367 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2011/05/21(土) 09:50:26 ID:X8S59bdI
2003年から1次職をやっている彼らにも、当然配布されているわけで。
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時は春。
入ったばかりの若者に自分の実力を認識させ、
育ちゆく経験者には、1年間の成長を自覚させる。

とか、それっぽい名目で、
また総合検定の季節がやってきた。
身体計測と各種体力測定はいいとして、
基礎とはいえ学力試験もあるのが、ちょっとつらい。

♂盗「お。○○、もう検診終わったのかよ。」
主 「ふっ。まかせろ。とりあえず今日のメニューはクリアしたぜ」
♂盗「○○のくせに生意気なっ!」
主 「まぁ、そんなわけで。適当にぶらついてくらー」
♂盗「おぅ。またなー」

去年は、女子更衣室に忍び込もうとした♂盗の騒ぎに、
なぜか巻き込まれてひどい目にあったよなーとか思いながら。

俺は木陰で昼寝でもすることにした。

***

つんつん。

主「んぁ?」
弓「やほー。 そろそろ涼しくなってきたんじゃない?」
主「んーむ‥。 おはやう‥?」
弓「んむ。おはよう!」

頬を突つかれて目を開けた俺の前には。
にっこり笑顔なあちゃたんがいた。

主「ふわぁ〜。 あちゃたんも検診おわったの?」
弓「うむ。まぁ私は今日は体力検定だったけど。」
主「あー。メニュー違うもんなー。」
弓「去年よりも、弓の射程も精度もあがったよー。」
主「おー(ぱちぱち)」
弓「えっへっへ。」

主「他のみんなは?」
弓「んー。朝にあったけど、午後はしらなーい。
  あ、そうそう。なんかさぁ、ちょっと変な噂を聞いたんだけど。
  ○○くん、なんか知ってる?」
主「??? なにが?」

そういってあちゃたんが話し出した内容は。

 曰く。剣士たんが魔力検定でいい数字をたたき出していたとか。
 曰く。アコたんが格闘試験で丁々発止と釘バットを振り回していたとか。
 曰く。マジたんがカウンターダガーの刃先を眺め、うっとりしていたとか。
 曰く。シーフたんが盗賊の弓を振り回したり、罠の参考書を熟読していたとか。
 曰く。まーちゃんが実技試験で頭上に変な雲をふわふわ浮かべ、OD1を笑いながら爆走してたとか。

主「なんだそりゃ‥?」
弓「なんか変だよねぇ‥?」
主「また、♂どもが流した馬鹿話とかじゃないのー?」
弓「でも、朝、剣士たんがまーちゃんと火宝剣と氷宝剣の優位性を議論してたのはほんとなのよー。
  私にはなにをいってるのか、よくわからんかったけど。」
主「ふーむ。なんだろなぁ。」

友人の振るまいが、昨日までのと急に変わる。
今までとは急に違ったスキルを身につける。
そこから導き出される答えは‥。

主「やはり、エイリアンによる乗っ取り!?」
弓「最近噂の、異世界からの静かな侵略!?」
主「やっぱりそれか!!」
弓「あ、○○くんもあのマンガ読んだんだ。」
主「読んだ、読んだ。おもろかったよな。」
弓「うんうん。おもろかったー。」

そんなこんなで雑談をしばし。
腹も減ったなーと、俺たちは寮に戻るべく歩き出した。

そこにどんな現実が待ち受けているのか、何も知らずに‥。

-----------------------------------------------------------------------

368 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2012/01/06(金) 16:14:08 ID:tA2OwPHs
またも1年近く放置状態か・・・
ちょっとさみしいな・・・

そういえば、ROGMの立ち絵ってゲーム向きだよね。
wikiとかから自由に立ち絵の取得もできるし、あれはいいものだ。
いや、ゲーム作るスキルなんて無いんだけどさ。

369 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2012/03/28(水) 21:47:09 ID:h0aM6otc
騎乗システムですよっ! 騎乗システムっ!
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がやがや。
どやどや。

昔よりはちょっと人通りが少なくなってきた気もするが、
今日もプロンテラ大通りはそれなりに賑やかで。

主「ぼへー」

俺は十字路の近くの日陰にたたずみ。
なにをするわけでもなく、おもいっきり惚けていた。


盗「なに呆けてるのよ、あんた」
主「ん? シーフたんかー。いやー、なんというか。すごいなぁと。」
盗「あぁ、なんかすごいわよねぇ。へんな生き物増えたというか。」

そう。
誰がなにをどう頑張ったのかすらもよくわからないが、
なんか、誰でも動物に乗れるらしい。
うん、さっぱりわからんね。

主「んでも、ぶっちゃけ俺らに関係ないしー」
盗「まーねー」

ペコにすら乗れない一次職の身。
溜息をつきながら、やる気のない眼差しで行き交う人々を眺めるぐらい。


盗「うはっ。ざべじ! ざべじ!」
主「でっけー!!」
盗「ちょっと太りすぎじゃない? あれ」
主「きっといい物喰ってるんだよ。うん」

べべを子供、ざべじを親とすれば、長老クラスだよな。あれ。
伝説のざべじ。頭にある傷はきっとたぶん歴戦のもののふな証。

盗「あんなの捕まえるなんて、3次職はさすがよねー」
主「うむ。きっと動物王国のBOSSとかなんだろな。」
弓「でもあれ、転生二次職でも乗れるらしいよ?」
主「うお、あちゃたん、いつのまに!!」

気づいたら、あちゃたんもちょこんと日陰に座ってた。


盗「あちゃたん、はろー」
弓「やほー。これ、なかなかうまいよ?」
主「‥‥なにこれ? 干物?」
弓「名前よくわからん。露天もするめとかあたりめとか、なんか適当っぽい?」
盗「ふぬぬぬっ。噛み切れないっ!?」
弓「あっはっは。なんかよく噛むとじゅわっとうまみがでるのよー」
主「うぉ。確かにじわっとー」
盗「うまー♪」

これはなんか、口寂しいときによいかもしれん。


弓「ホワイトスミス先輩も乗ってるの見たしー」
盗「へー。さすが転生職!!」
主「だなー。」
剣「噂ではノービスでも乗れるらしいけど?」
主「まぢでっ!!」
弓「お、剣士たんも囓っとく?」
剣「ありがと」

ちょこんと座る剣士たん。


剣「騎士団にお使いにいったときにそんな話を聞いたわよ。青ノビがポリンに乗ってたって」
主「剣士たん。それはあれだ。先輩にからかわれてる。」
剣「え?」
弓「ポリンに乗れるわけないじゃーん。つぶれるつぶれる」
盗「もー。剣士たんはあいかわらず純真なんだからー(なでくりなでくり)」
剣「きゃっ! もうシーフたん、やめてー」

シーフたんに髪の毛くしゃくしゃにされてます。


剣「だってだって、LK先輩がいってたし!」
主「素直すぎるのもアレだと思うぞ。アコたんじゃあるまいしー」
盗「そうねぇ。アコたんが疑り深かったら、それはびっくりよねー」
弓「うんうん。アコたんはずっとアコたんでいてほしいねー」
ア「私がどうかした?」
盗「うわっ! アコたん、いつのまにっ!!」
ア「なんかみんな集まって楽しそうだなーって。 なにしてるのー?」
弓「まぁまぁ、とりあえずお一つどうぞー」
ア「ありがとー♪」

ちょこんと正座で加わるアコたん。


ア「そうそう! なんかポリンに乗れるらしいねー」
主「いってるそばからこれだ!」
弓「きゃー!! さすがアコたん!(かいぐりかいぐり)」
ア「きゃ! あちゃたん、なになにー?」
盗「ういやつじゃのぉー(なでくりなでくり)」
ア「シーフたんもやめてー」
剣「その辺で勘弁してあげなさいって‥」

アコたんは我々が愛でるために存在するのです。


主「かくかくしかじかってわけで」
盗「ポリンにのったら潰れちゃうでしょーってね」
ア「でも、私みたよ?」
弓「ほんとに!?」
ア「うん。拳聖先輩がプロ南で乗りこなしてたよ?」
盗「拳聖先輩か‥」
主「あの人、空も飛ぶしな‥」
弓「ポリンくらい乗りこなせそうだよね‥」

この世界、謎は多い。

370 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2012/03/28(水) 21:50:40 ID:h0aM6otc
***

しょうがないので、一旦整理してみることにした。

主「メカ先輩とジェネ先輩はざべじだろ?」
盗「影葱先輩は、世紀末モヒ風味!」
剣「なによ、それ?」
盗「なんかこう、ひゃっはー!って感じ。わかんないかなー?」
弓「ロウィーンの熟成60年物みたいなやつだよね。」
主「あぁ、いわれてみればロウィーンかも?」

剣「RK先輩、RG先輩は竜とグリフォンよねぇ?」
主「うん。他のはみたことないなぁ。」
ア「AB先輩とかは、なんかもふもふなの!」
弓「あれはなんだろねぇ。首が伸びたアミストル?」
商「あれ、アルパカっていうらしいよー。別名はリャマだそうなー」
弓「お、まーちゃん! やほー」
商「はろー」

主「そのパカパカとかいうのは、やっぱりアミストルの親戚なん?」
商「詳しいことはわかりませーん。なんか毛からつくる織物はむっちゃ高級品らしいけど。」
盗「ほほぅ?(キラリン」
主「へへぇ?(キラリン」
剣「二人とも‥馬鹿なことは考えないのっ!」
ア「殴りAB先輩も修羅先輩も、怒ると怖いからやめといたほうがいいよぉ‥」

まーちゃんから買った牛乳をのみつつ、駄弁りは続く。

商「この干物、ミルクとはあわないねぇ?」
弓「うむ。それは否定できない。 ‥‥で、なんだっけ?」
剣「あとはー、あ、カエル見たわよ! 大口蛙!」
盗「忍者先輩?」
剣「うん。なんかこう‥天津って感じ」
主「あぁ、なんとなくわかる気がする‥」

弓「レンジャー先輩は狼だしなぁ」
主「踊り子先輩、なんかへんな鳥に乗ってたぞ?」
剣「鳥?」
主「うむ。なんか緑っぽくて、頭がちっちゃい、首が細い‥‥ペコ?」
剣「そ、想像がつかないわね‥」
盗「頭がちっちゃくて首がほそいペコ‥ そもそもペコに首あったっけ?」

ア「あとは‥HWiz先輩が狐に乗ってたかな。」
商「きつね見た見た! すごいもっふもふなの!」
弓「もふもふ!?」
剣「あぁ、すごいわよねー。尻尾わさわさというか」
盗「わさわさ!?」
弓「みてみたい!」
主「よし、しーふたん、あちゃたん、いくぞ!」
盗「いくぞ!」
弓「おー!!」

そんな素晴らしいもふもふは見物にいくしかあるめぃと、
すっくと立ち上がった俺たちの上を、一瞬影が横切った。

371 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2012/03/28(水) 21:55:57 ID:h0aM6otc
主「んへ?」

なんだ?と視線を向けたその先には。

主「きつねだ!」
弓「もふもふだ!」
盗「ほんとにわさわさしてる!」

音もなく着地し、ゆたかな尻尾をたゆんたゆんと動かしているお狐様と。

魔「なにしてるの? あなたたち‥」

いぶかしげにこちらを見るマジたんの姿があった。


剣「マジたん!?」
ア「どしたの、それ!?」
魔「え? あぁ、これ?
  お父様が誕生日プレゼントにって。」
商「うわー。ぶるじょあだー」

なにげに貴族のお嬢様だったりするんだよな。マジたんってば。
まぁ俺たちは普段は全然気にしてないんだけども。はっはっは。

魔「移動楽だし、結構便利よ、これ。」
弓「ね、ねぇ? マジたん、触って平気?」
魔「え? うん。大人しい子だから。」
盗「うわー。もふもふー♪」
弓「なにこれ、きもちいいー♪」
主「うひゃー。この尻尾たまらん!!」
ア「うわぁ。○○くん、これすごいねー!!」
商「うわーうわーうわー」

大絶賛である。


剣「あなたたち、少しは落ち着きなさいって! マジたんに迷惑じゃないのー」
魔「ふふっ。いいじゃない。私も最初は思う存分堪能したわよ。
  どうせなら、剣士たんもどう?」
剣「えっ? わ、私はいいわよ‥?」
弓「ありえない!!」
剣「きゃっ!」
盗「ダメだって!これを堪能しないなんて!」
ア「剣士たんも絶対やってみるべきだってー!」
剣「えぇっ? なによ、みんなして」

こういうところではっちゃけきれないのが、
剣士たんらしいといえばその通りではあるが。

商「これを味わわないなんて、人生の損失だ!」
主「というか、えい。」
剣「きゃっ!」(ぽすん)

面倒なので、剣士たんをおもむろに押し出してみたりして。

剣「なにするのよっ!! って、うわぁ‥‥、なにこの手触り‥」
弓「すごいでしょー」
商「すごかろー!!」
魔「いや、あなたたちが自慢げにいうものじゃないって」

ア「でも、これはすごいねぇ」
盗「うんうん。ほんともふもふだしねぇ」
主「さすがマジたんだな!」
魔「え? そ、そう? ふふふっ」

あまりの褒めちぎらっぷりに、まんざらでもないらしい。


で。
しばらく経ったのだが。

剣「まふー♪(うっとり)」
魔「で‥‥、これ、どうするのよ‥?」
弓「剣士たんがここまでもふもふに弱いとは‥」
ア「ね、ねぇ? 剣士たん。そろそろ‥」
剣「いーやー」
盗「退行化してる‥」
主「ふむ。これはこれでありかもな‥」
魔「馬鹿なこといってないで、○○、なんとかしてよー」
主「といわれてもなぁ‥。な、なぁ。剣士たん。マジたんも困ってるし、ね。」
剣「やーなーのー。あたしもこれほしいー」
ア「ほ、ほら。これはマジたんのだから。ね、ね。」

なんとか、たゆんたゆんもふもふな尻尾から、剣士たんをひっぺがす。
名残惜しげにわたわたと尻尾に手を伸ばす剣士たんは、すっかり魅了されております。

商「ねぇねぇ、マジたん。これっておいくらくらいなの?」
魔「ん? んー。なんか普通にZenyじゃ購入できないらしいわよ?」
弓「どういうこと?」
魔「私も詳しいことはわからないけど、なんか異国の通貨しか取り扱わない商会だとか‥」
剣「マジたん、そこ紹介して!!」
盗「うわー。剣士たん、本気だよー」

魔「あー。うん‥。剣士たんには本当に残念な感じなんだけど‥」
ア「ん?」
魔「狐は魔法職限定らしいのよ?」
剣「え‥!? (がーん)」
主「じゃあ、剣士系ってどうなんだ? やっぱり竜とグリフォン?」
魔「あぁ。剣士系はなんか猛獣っぽかったわよ? なんかキメラっぽかったような?」
剣「キメラ!? (がーん)」

ショックがでかすぎたのか、orz な剣士たん。

盗「剣士系のみたことあるんだ?」
魔「うん。お父様に連れられて商会までいったから。
  剣士な動物にも少し触らせてもらったけど、結構、手触りはごわごわしてわねぇ。」
主「へこむわー。それはへこむわー」

魔「まぁまぁ、○○には時々私が触らせてあげるから、ね。」
主「ほんとに!? やった! マジたん、愛してる!!」
魔「えっ!? ///」
弓「マジたん、ずるーい!」
盗「というか、マジたん、あたしも愛してる!」
ア「○○くんも飛びつきすぎ!」

なぜか怒ったアコたんに耳をひっぱられております。


そんなこんなできゃいきゃいまふまふしていたのだが。
崩れ落ちていた剣士たんが、再起動したのかのろのろと立ち上がりだした。

ア「あ、剣士たん、だいじょぶ?」
剣「‥‥し‥、‥にな‥」
盗「え? 剣士たん?」
弓「剣士たん、平気−?」
剣「あたしも‥、魔法職に‥なる!」
主「ちょ、ちょっと!?」
魔「剣士たん、どうしたのよ、急に!?」

剣「なーるーのー。あたしも狐ほしいのー。(じたばた)」
弓「剣士たん、落ち着いて! 職業ギルドの脱退は無理だから!」
剣「じゃあ、転生するー!」
主「転生しても無理だからー!」
剣「なんか噂で、モンクからローグになったとか聞いたことあるし!」
主「あー‥。ほら。それはあれだわ‥。ローグギルドだし‥。」
盗「あー。まぁ、マキさんだしね‥。」

なぜか納得してしまいそうになる一同。

魔「と、とりあえず、魔法ギルドはそんな適当じゃないから!」
ア「そうだよぉ。剣士たん落ち着こうよー」
弓「マジたん、いいから一度尻尾を撫でさせるしか!」
盗「ほら。剣士たん、尻尾だよー、尻尾(ふりふり)」
剣「尻尾〜♪」

魔「で、どうするのよ、これ‥。」
主「といわれてもなぁ‥。」

もふもふご機嫌な剣士たんを見つめながら
俺とマジたんと、お狐様は途方に暮れるのだった。

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よーし。今年はこんなもんで!

372 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2012/05/29(火) 23:38:00 ID:iyG1Cyso
久しぶりに見に来たら書き込み来てたっ!
>>369
もふもふ好きな剣士たんカワユス!
3か月に1回くらいでも、書き込みがあると嬉しいね!

騎乗システムとか鯖統合とか凄いことになってるからこそ、妄想も尽きないですね。
妄想が抑えられなくなったら、私も書きに来よう。

373 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2012/06/02(土) 16:00:51 ID:U4YGfjuI
以前指摘されてた、ROGMの立ち絵を使えないかという話。
意外といい感じで使えるのね。特にサイズ変更も必要無さそう。

ときラグスレは閲覧者が少ないので、消えにくいろだを使用しました。
見にくいかもですが、ご了承くださいませー
ttp://www1.axfc.net/uploader/Img/so/143446

374 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2012/06/17(日) 22:16:27 ID:BQR1rvhs
>>373
おおおっ!! 普通にゲームになってるじゃないですかっ!
でも やらないかってwww

これって、実際にゲームになるのかな? かな? 期待していいのっ!?

375 名前:名無しさん(*´Д`)ハァハァ 投稿日:2024/02/05(月) 19:14:15 ID:qbPQ3mrc
ラグナロクは不滅…

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