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【あしゅら】♀モンク萌えスレ Restoration【はおーけん】

863 名前:sage 投稿日:2007/08/23(木) 22:09:23 ID:si/inOrA
双子の姉妹。姉=モンク志望の殴りアコ、妹=騎士志望の剣士
二次職目指してレベル上げ中。

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辺り一面に広がる砂、砂、砂。
ソグラド砂漠の乾いた砂が、風に煽られ空へと舞い上がる。
その砂の下から時折顔を覗かせる魔物の影があった。
冒険者の間で俗称ミミズと呼ばれる、ホードである。

十数匹はいると思われるホードが忙しく地上への出入りを繰り返している光景を前に
清楚なアコライトの衣装に身を包んだ姉さんは、
獲物であるスタナーを手に大声を上げた。

「よーっし、殺(や)るぞー!!」
「ね、姉さん!!仮にも聖職者なんですから、そういうことを言うのは…」
あまりにも明るい虐殺宣言に、傍らに居たわたしは慌てて窘める。
いくら戦闘型アコライト、即ち殴りアコとは言え神に仕える身には変わりが無い。
一応魔物というからには罪もないホード、とは言えないが、それにしても虐殺宣言は不味くはなかろうか。
しかも至極楽しそうに。

そもそもこの姉は、冒険者になった頃から聖職者らしくなかった。
攻撃なら剣士である自分に任せてもらいたいのに、先陣を切って魔物に飛び掛って行くし
治癒魔法を備えたアコライトであるのに頻繁にヒールを忘れるし…

敵の攻撃を回避するのも自分の方が得意なのだから姉さんはわたしを盾にして戦うべきなのだ。
わたしを盾にして共に攻撃を加え、わたしの体力が減ったらヒールをくれれば良い。
まずそれを先に言っておかないと―――

「姉さん、一人で先に突っ込まないでくださいね。わたしが盾になりますから…」
「速度増加!!」

わたしが言い終わるよりも早く、姉さんは自らの身を対象とし速度増加の魔法を唱える。
詠唱が終わるや否や姉さんは丁度地中から顔を覗かせたホードに向かって走り、全力でスタナーを振り下ろした。

「てぇーいッ!!」
「言った傍から?!って言うか姉さん、私にも速度増加をー!!」
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お目汚し失礼しました。。。

未来の元気っ娘モンク…というつもりでこちらに書かせていただいたのですが、
スレ違いでしたらごめんなさい。

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